食物の陰陽の見分け方
◎ 陰陽を決定する基準
・絶対的な陽、絶対的な陰はない。
・絶えず2つの物を比較して決定する。東西南北、左右、上下の決定と同じ。
・一つの条件だけでなく、いくつかの条件を考慮して総合的に判断する。
○ 植物性食品の見分け方
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陽 性 △ 陰 性 ▽ |
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分 布 地 区 |
北程大きくなり、多くなる |
南程大きくなり、多くなる |
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気 候 |
寒冷な季節にできる |
温暖な季節にできる |
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生長の方向 |
求心性 まっすぐ下へ伸びる |
遠心性 まっすぐ上に伸びる |
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生長の速度 |
遅 い も の |
早 い も の |
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地上部の方向 |
水平を好み横に伸びる |
空に向かい上に伸びる |
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地下部の方向 |
地面に直角に下へ伸びる |
地面に沿い横に伸びる |
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水分の多少 |
少 な い も の |
多 い も の |
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煮沸の時間 |
長くかかるもの |
早く煮えるもの |
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高低 |
低 い も の |
高 い も の |
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熱に対する変化 |
加熱すると固くなるもの |
早く柔らかくなるもの |
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煮方の早さ |
水 煮 |
湯 煮 |
色 |
黒 赤 茶 橙 黄 白 緑 青 藍 紫 |
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味 |
渋い 苦い 塩からい 甘い 酸っぱい 辛い |
注 「甘い」はデンプンをよく噛んで葡萄糖になった甘さで中庸です。
砂糖、ハチミツ、水飴、メイプルシロップ、みりん等の甘味料の甘さは極陰性です。
○ 動物性食品の見分け方
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陽 性 △ 陰 性 ▽ |
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動 作 |
軽 快 |
の ろ い |
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顔 面 身 長 |
短 い |
長 い |
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水 分 |
少 な い |
多 い |
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態 度 性 質 |
活 動 的 |
静 温 順 |
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好 む 方 向 |
寒 冷 北 上 |
温 暖 南 上 |
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呼 吸 動 悸 |
早 い |
の ろ い |
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骨 格 |
低 い |
高 い |
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肉 付 き |
硬 い |
柔 ら か い |
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体 温 |
高 い |
低 い |
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血 液 |
濃 い |
うすい或いは少ない |
|
成 長 |
の ろ い |
早 い |
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分 布 地 域 |
寒 冷 |
温 暖 |
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食 物 |
肉 食 多 い |
草 食 多 い |
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酸素の要求 |
多 い |
少 な い |
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冬 眠 |
し な い |
す る |
生長と環境 |
北へ行く程大 |
南へ行く程大 |
新食養療法(桜沢如一著、日本CI協会発行) P62、63より
○ 食品種類の陰陽序列の目安
▽ ← 中庸 → △
香 芋 果 豆 瓜 葉 根 海 穀 川 海 牛 鶏 野
辛 類 実 類 類 菜 菜 藻 類 魚 魚 豚 肉 鳥
料 白赤
身身
貝
・この序列は目安であり例外もあります。たとえば自然薯は芋類でも根菜より陽性です。
・陰性な食品を調理で陽性化出来ます。
・生で陰性食品と言っても調理方法で陰陽が逆転することがあります。
・野菜炒め、大根葉は陽性だから塩2%、カブの葉は陰性だから3%の塩が必要。
・味噌は、発酵の陰性を塩と時間で陽性にする。
○ 食品個々の陰陽序列の目安(生の序列)
芋 類 果 物 豆 類 大豆製品
▽ じゃが芋 梨 季節の青い豆 とうふ
長 芋 桃 黒 豆 がんもどき
大和芋 ぶどう 大 豆 あ げ
里 芋 みかん 金時豆 湯 葉
八 頭 りんご うずら豆 底湯葉
さつま芋 路地いちご 白いんげん豆 乾燥ゆば、
△ 自然薯 さくらんぼ 小 豆 高野豆腐
洋野菜 和 菜 根菜類 海草類 穀 類
▽ セロリ ほうれん草 カ ブ のり 酸化 麦 類
レタス 白 菜 長ネギ わかめ 玄 米
キャベツ 京 菜 玉 葱 昆布 き び
クレゾン 春 菊 大 根 あらめ あ わ
オランダ水菜 小松菜 蓮 根 ひじき ひ え
△ パセリ 水 菜 ごぼう 日本そば
人 参
・ 食養を実践するにあたり、食品の陰陽は絶対に必要です。しかし、発熱の原因が魚の時には大根、白菜、みかんが効き、肉の時には干シイタケ、長ネギ、りんごが効みます。本人も自分に合った物を要求します。葉菜、果物の中の細かい陰陽にこだわり過ぎないことも大事です。
・ 本人が美味しく食べ、しかも食後、或いは翌朝起きた時に体調が良ければ、前日食べた物、調理法が正しかったと言えます。
・ 陰性食品と言っても、ビタミンCのように溶かす陰性、Kのように緩める陰性もあります。体質、体調に合わせて必要な食品を選ぶことが大切です。
○ 食品の性質
造血する陽性 豆味噌料理、日本そば、玄米餅、玄米、うどん。
引き締める陽性 塩味、醤油味、梅干、日本そば、玄米。
溶かす陰性 りんご酸、クエン酸を含む食品、果物、梅肉エキス。
ビタミンCを多く含む食品。果物、ジャガイモ、トマト、葉菜類。
香辛料、生姜、わさび、唐辛子、こしょう、洋がらし。
緩める陰性 Kを多く含む食品、ジャガイモ、芋類、豆製品、葉菜類、ほうとう。
甘い食品、麦芽水飴、米飴、玄米甘酒。
○ 分光学的元素の陰陽
△ ← 中庸 → ▽
電 赤 紫 X 放
外 赤 橙 黄 白 緑 青 藍 紫 外 射
波 線 線 線 線
C Na Ra O Co
He K コバルト
H 金 Sr
ストロンチューム
Li 銀 Se
セルシューム
α線(△)、 γ線(▲)、 β線(▽)。
アルファー ガンマー ベーター
○ 味 の 陰 陽
△ ← 中庸 → ▽
渋苦 塩 甘 酸 辛
か っ
いい ら い ぱ い
い い
注 甘いのは、澱粉を良く噛んだ甘さ、砂糖は極陰、
砂糖は水に溶けると物を溶かすが、乾燥すると防腐剤の役目を果たす。
よって人間の血液に入ると赤血球を膨張させ溶かす。
○ 三大栄養素の陰陽
脂 肪 ▽
▽ 蛋 白 質 △
△ 澱 粉
○ ビタミンの陰陽
▽ 水溶性ビタミン ビタミンC、B 水 △
△ 油溶性ビタミン ビタミンA、D、K 油 ▽
・水と油を比較すると油は上に浮くから、油は水より▽である。
・▽は△を引き、△は▽を引く、従って水溶性のビタミンは▽、油溶性のビタミンは△。
水 稲 1 : 5 (4.6:23)、-18.4
陸 稲 1 : 10 (1.9:20.9)、-19
△
春、木、肝、酸
▼ ▲
冬 水 腎 塩 土用 土 脾 甘い 夏 火 心 苦
からい
秋 金 肺 辛い
▽
ヘモグロビンとヘモグロビンは結ばれない。陽と陽は反発する。
体内で合成されない必須アミノ酸が麦、とうもろこしは不足、米はバランス良く含まれている、米に不足するアミノ酸はごまに含まれている。
化学肥料、農薬、化学工業薬品はCaイオンを消す。
Vit KはCaイオンを上げる。大豆油は急降下。
ゴマ油、菜種油は4日以降Caイオンを上げる。糠油は平行
紅花油は、最初4日間はCaイオンを上げるが、以後下がる。
被爆の無電技師 久保山さん、日に日にCaイオンが低下。
柳沢文正博士の研究
感覚は一番下の脊髄神経、感情、知性、社会性、思想
右脳 劣勢脳 西洋人 直感、音、言葉 動物性蛋白
左脳 優勢脳 日本人 理論的、音、言語 粒食、粗食
好きは、引き寄せる。
自分に無い物を好きになる。好きは嫌いに変わる。
肉食の国は力が正義。
愛情は、与える、ささげる。親子愛、家族愛。
天の法則を守るのが正義。
あじ、さんまには大根卸
カツオには生姜
マグロにはわさび
貝、エビ、磯魚にはミョウガ
生梅は死、生小豆で生理が遅れる、VBは甘い物で消える。
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