養生医学

症状の陰陽がハッキリ分からない時の対処法

2017年01月06日

 

 病状が現在陰性か陽性か判断が困難な時がよくあります。その時には極端な陽性、陰性の飲物、食べ物で対応が出来ません。

 

 そんな時には中庸よりやや陽性な飲物、食べ物で対応してゆきます。

 

○ 突然の症状

・陽性症状:中庸に近い陰性から徐々に強い陰性を使う。

      最初から強い陰性を使うと、急に体力が落ちることがあります。

・陰性症状:中庸に近い陽性から徐々に強い陽性を使う。

      急に強い陽性な食品を使うと、お小水が出なくなったり、胃腸など臓器が収縮しすぎることがあります。

・陰陽判定が困難な時:中庸に近い飲物で、しかも薄い物で様子を見る。

 

○ 体質がハッキリ分からない時

 主食の陰陽を使い分けると失敗が少ない。

 中庸の条件が維持できれば、緑黄野菜、豆腐、芋類も少し使う。

 

○ 中庸の条件(健康の目安)

1,1日にお小水は3~4回、50才以上は4~5回で気持ち良く十分に出る。

  夜間トイレに起きない(寝床が入り朝起きるまで)。

  朝起きた時は透明でビール色、泡が立たない。

1,大便は1日1回、黄色か、うす茶色でバナナのような太くて長い便。

1,脈拍は60~70程度。

1,女性の生理は28~30日周期、4~5日間で終わる。色は紅色。

1,5分以内に熟睡、朝予定の時刻にパット目が褪め、睡眠時間は5~6時間。

1,普段、慣れた仕事をしている程度では疲れない。