養生医学

食中毒の予防対策

2017年01月06日

 

○  予防対策

 魚貝類を調理する時は、まな板、包丁を良く洗う。

  加熱して食べる。

 

○ 魚の中毒

 第一大根湯。

 桜の皮の煎じ汁を飲む。

 食べた魚の皮の黒焼きを頓服。

 食べた直後で内容物が胃にある時は、醤油番茶を大量に飲ませ吐かせる。

 

○ 香辛料の使い方

 マグロ:わさび:遠洋漁業、寒流、脂肪が多い。

 カツオ:生 姜:近海、脂肪が少ない。

 サンマ、アジ、サバ:大根、生姜:沖合、白身で脂が多い。

 キス、タイ、ハゼ:みょうが:磯魚、白身。

 生のエビ、イカ、アワビ:わさび。ミョウガ。

 貝:酢。

 めざし、干物:大根卸し。

 煮魚:生姜。

 焼き魚:大根卸し

 うなぎ:山椒。

 塩辛:大根卸し

 川魚:ごぼう、生姜。

※ 笹、はらん、南天も殺菌作用がある。

 

○ 急性中毒

 さくらの皮を煎じて飲む  強アルカリ

 食べた魚の黒焼きを頓服  極陽性

 第一大根湯        殺菌、蛋白分解

 胃に内容物がある時:塩番茶、醤油番茶を飲ませて吐かせる。

 

・エビ、カニの中毒

 皮を煎じて飲む。

 皮を黒焼きにして頓服。

・イカの中毒

 スルメを煎じて飲む。

 スルメの黒焼きを頓服。

・サンマ、イワシ等による蕁麻疹

 黒血が多い。

 第一大根湯、シイタケスープ。

・フグ中毒

 泥パスター、第一大根湯。

 

○ 慢性中毒

 ドクダミ茶。緑茶。

 大根料理。

 

○ 香辛料の働き

 殺菌作用、防腐作用、解毒作用、消臭作用、溶脂作用、蛋白分解作用。

 

 本わさびを使わないと効果がない。

  大根、竹の皮で偽物を作る。これでは殺菌作用などは期待出来ない。

  わさびは湧き水で、冷たいところで出来る。青い ▽。

  生姜は陸上で出来、黄色い △。

 酢:酢酸、クエン酸、殺菌、蛋白分解。

  卵を殻のまゝ酢の中へ入れると殻が溶ける。

 

 香辛料と共に海藻、野菜(大根、白菜、三つ葉、春菊)を充分に摂る。

 動物性蛋白は消化しにくいから野菜の酵素が必要。

 

         食中毒の予防対策

 

○ 殺人バクテリア

 ・ビブリオ・バルニフィカス:大腸菌の一種。温暖な時期に発症。

               海水20℃以上で繁殖しやすい。7~8分で倍に増える。

  魚を生で食べた人に感染する。

  感染して24時間で発送する。

  肝臓棒を煩っている人は特に危険。

   突然の発熱と吐き気、

   手足に原因不明の激痛、

   皮膚の壊死が急激に進行、

   72時間以内に死に至る。

  販売されている魚貝類を10ヶ月に渡り350以上を検査。

   その内16%の魚貝類を検出。

  予防:良く加熱して食べる。

     まな板、包丁は流水で良く洗う。

     肝臓棒、糖尿病の人は特に要注意。